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第19回 桑江知子さん(歌手)

歌手になって食の世界が広がりました!

第19回
桑江知子さん(歌手)

桑江知子(くわえ ともこ)
本名・桑江智子。60年沖縄県生まれ。小学生のとき、家族と福岡県に移り、洋楽の影響で歌手を目指す。79年化粧品のCM曲「私のハートはストップモーション」でデビュー。驚異的な大ヒットで、同年日本レコード大賞最優秀新人賞ほか、22の賞を受賞。宇宙戦艦ヤマト「完結編」挿入歌「二つの愛」などを歌う。その後、ラテン音楽のリズムを取り入れ、沖縄音楽との合体を目指す。現在ニッポン放送で土曜日朝の番組にレギュラー出演したり、沖縄観光キャンペーン「ちむぐすい(心の薬)ツアー」を企画し好評を得る。最近のアルバムに「月詠み間」「風車」(共にポニーキャニオン)がある。http://www.kuwae.cc/

小さいころは
生魚がダメでした

― 食べることが、相当お好きだそうですね。

桑江 本当に食いしん坊なんです。例えば、仕事などで地方に行ったりすると、自分の好みにあった、何かおいしいものはないか、ということをまず考えます(笑)。

― 地方で印象に残った食べ物はありますか。

桑江 私は日本の最南端の県の生まれですが、やはりおいしい物が多いのは、北の方、特に北海道ですね。ジンギスカン鍋とか、かにしゃぶとか。それに居酒屋さんなどで出るジャガイモ。北海道のはおいしいですが、あつあつのジャガイモにそれと同じくらいのバターがついて出てきたのには驚きました。

― 魚は?

桑江 昔は、生魚は一切ダメで、デビューしたころは寿司屋さんで、タネの魚を外してしゃりだけ食べたり(笑)。でも、地方を回って、いろいろ生魚を出され、初めは目をつぶって食べていましたが(笑)、そのうちに好きになりました。そのきっかけは、北海道のイカソウメン。すごくおいしいので、以後、だんだん生魚も食べられるようになって……。魚介類で好きなのは白身の魚とカニですね。特に沖縄のアバサー(ハリセンボン)の汁は大好物です。アバサーは焼いて食べても、唐揚げにして食べてもおいしい。

― ご自分で料理をつくられますか。

桑江 手の込んだ料理はしませんが、酒の肴などは自分でつくります。焼き魚、チャンプルー。二年前から主食は玄米にして、50回から100回ほど噛んで食べています(笑)。

ラーメンは
豚骨系が好きです

第19回 桑江知子さん(歌手)

― めん類の中でラーメンはお好きですか。

桑江 沖縄生まれの福岡育ちなので、豚骨ラーメン派。福岡で行くお店は、赤坂にもあるラーメン屋と決まっています。あとは屋台。めんは、細くて堅くて真っ直ぐなのがいいですね。
最近は、味噌ラーメンも好きです。北海道で連れて行ってもらった、味噌ラーメンで有名なお店を一度訪ねましたが、濃厚な味でおいしかった。濃い味が好きなので、東京系の中華そばはダメなんです。豚骨ラーメンで育っているので、魚貝入りやニボシ入りも苦手。

― おそばはいかがですか。

桑江 福岡はうどん文化圏で、めんといったらうどんかラーメンでした。おそばを食べるようになったのは上京以後です。チャンポンも好き。めんは、今でも週に二、三回は食べます。夏は冷やし中華とか。

― 沖縄料理で好きな食べ物は?

桑江 まず沖縄そばとテビチー(豚足)。テビチーはコラーゲンの塊です。コンビニではおでんの具にテビチーが入っています。あと、麩を炒めたフーチャンプルーが好きです。野菜を一緒に入れ、塩と醤油で味つけをします。懐かしい味です。沖縄ではないですが、モツ鍋も大好き。福岡では、ホルモンセンターから材料を取り寄せて、自分でモツ鍋をつくります。

― そばのだしは、東京だと鰹節、名古屋だとムロアジ、大阪は昆布ですが、沖縄そばのだしは?

桑江 鰹節と豚ですね。なかみそばはホルモン、ソーキそばはあばら肉(スペアリブ)を使います。沖縄そばはボソボソしているので、初めて食べた本土の人は、「これはダメだ」と思うみたい。でも、何回か食べると慣れてきて、「おいしい」とおっしゃいますね。

最新アルバム
「カジマヤー」

第19回 桑江知子さん(歌手)

― 沖縄には漬物がないと聞いています。

桑江 沖縄には、漬物文化はないですね。朝ご飯にも漬物がない。肉はほとんど豚で、山羊はお祝いのときに食べます。味噌を、豚肉などと一緒に炒めてつくる油味噌は、ご飯のお供、おにぎりの具に最適。家庭に常に置いています。

― お酒は、どんなときに飲まれますか。

桑江 泡盛もワインも焼酎も好きです。日本酒も好きですが、おいしくて飲み過ぎてしまい、おかしくなったことがあるので自粛しています。しかし、ほかのお酒は、食べるとき、健康のために必ず飲むことにしていますが(笑)。イタリア料理を食べるときは、ワインなら一本弱くらい。料理にもよりますが、白よりも赤が好きです。ただし、飲んでしゃべり過ぎると、喉がかれるので、公演前日は飲まないようにしています。

― 年とともに声が出なくなると言いますが、いかがですか。

桑江 民謡を歌うようになってからキーが上がりました。喉の使い方が違うのと、沖縄民謡は、男性のキーに合わせて三線がつくられているので、キーが高い。三線に合わせて歌うので、自然にキーが上がりました。音域が広がったようです。

― 最近の歌は、沖縄の雰囲気を出されていますね。

桑江 「カジマヤー(風車)」というアルバムを出したんですが、数えで97歳のお祝いのことも「カジマヤー」と言います。うちのお婆ちゃんが、今年数えでちょうど96歳なので、12月に福岡でライブを予定しています。

(‘07年6月22日、沖縄家庭料理と泡盛の店「宜野座」 TEL03-3350-1851)
STUDIO MAX 高橋昌嗣




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