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毎年恒例の大晦日のそば打ち。― 毎年そば打ちをされているそうですが? 菊池 はい、同じ大学の先輩からすすめられて。学生時代からの仲間が大晦日の夕方ぐらいにぼつぼつその先輩の家に集まって、皆でそばを打つんです。 ― その先輩は、そば打ちがうまいんですか? 菊池 いえ(笑)。でも彼がイベント好きで、そば打ちを始めたんです。五、六人集まって男の人は法被、女の人は前掛けを用意して。やる気だけは十分あるんです!(笑) ― 普段は特に何かそうした活動をされているんですか? 菊池 皆が集まれるのが大晦日だけなので、毎年その日にだけ。ただ先輩は、次の回のために修業(?)にいくようです。 ― そば粉の状態から始めるんですか? 菊池 はい、自分たちで水を加えて、めん棒でやります。板を敷いて、新聞紙を敷きつめて。 ― おつゆはどうされていますか? 菊池 つゆは買ってきたものを使っています。そちらまで手がける時間がないので。それと、薬味はわさびが好きです。最近テレビで毎日五グラムとると健康にいいといってましたよ。 何もつけずに食べるそばが大好き。
― おそばは昔からお好きだったんですか? 菊池 子供の頃は茹でたそばをつゆもかけずにそのまま食べるのが好きでした。「変わってる」っていわれましたけど(笑)、おそば本来の味が好きということですかね ― おそば屋さんでもつゆをつけないで食べて、何かいわれませんか? 菊池 「気持ち悪い子ね」って(笑)。今でもそうやって食べるのが好きなんですよ。 ― 水そばっていうのがあるんです。つゆのかわりにうまい水を使うというそばが。 菊池 えーっ、それはちょっと私には……。好きな人は好きなんでしょうね。 ― そばとつゆについてはいかがですか? 菊池 そばは細めの東京風、つゆは辛い方が好きなんですが、鰹節のにおいに弱いので。 ― 東京は煮つめるのでほとんどにおいは残りませんが、大阪では香りを重視するので。 菊池 大阪ではいいお店に当たらなくて。他の食べ物はおいしいんですけど。 ― カレー南蛮は大阪が美味しいですよ。ところでお酒を飲まれますか? 菊池 はい、好きですね。今日は仕事なので残念ですけど(笑)。わさび漬け、のり、卵焼きなどをおつまみにして冷や酒で。そのあと天ぷらにして、最後をそばで締め る。 ― うどん、パスタなどはいかがですか? 菊池 どちらも好きですね。イタリアってパスタのアルデンテってあるんですか? ― 取材で行って食べたけど、生ゆでみたいなシンのあるアルデンテでしたね。 菊池 自分たちで始めの頃にそばを打ってつくったときは、切るのが難しくて。中がゆだっていなくてボソボソで(笑)。水回しが下手だったんですね。今はうまくなりましたが。 ― ラーメンはどうかな? 菊池 大学の近くにあった豚骨ラーメンは学生時代にずいぶん食べましたね。そうそう、大晦日にそば打ちをするとき、もし失敗したらということで、ラーメンも用意してます(笑)。 ― おそば屋さんにはよく行かれますか? 菊池 そうですね、乾めん使って家でつくるよりもおそば屋さんの方がずっと美味しいし。落ち着いたおそば屋さんが好きです。グラスの並んだレストランでナイフとフォークを使ってかしこまって食べるのはつらいけど、おそば屋さんならさっと一杯食べてすぐ出られていいですよね。 ― おそばの量は? わんこそばなんかどのくらい食べられますか? 菊池 やはりそばは量の多い方がいいです。わんこそばは食べましたが、そんなに多くはなかったですね。十杯ですから、もり二枚くらい? それくらいなら食べたことありますよ。 ― 最近のめん食体験は? 菊池 テレビでMというラーメン屋さんが出ていたのを見て、急に食べたくなってそこまで行って並んで食べましたけど。お酒のむとラーメンを食べたくなりますね。 ― 今日はどうもありがとうございました。 (‘06年4月某日、東京・巴町砂場で) |
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