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特集


いたわさ ■シンプルなつまみだから酒にあう

そば屋のつまみがシンプルなのは、それはやはり本業のそばの方が留守になってしまっては本末転倒になってしまうからだろう。あくまでもそばを作るのに必要な材料を転用して手軽に作れることが基本だ。しかし、素材選びにはとても気が配られているし、また、じっくり寝かせたそば汁が絶妙な味付けに一役かっていて、酒のみをうならせる一品に仕上がっている場合が多い。置く酒にこだわりがあるような店ならつまみもまず間違いなく美味い。

例えば、居酒屋などでもおなじみの『出汁巻玉子』も、そば汁の隠し味が利いたそば屋のそれはひと味もふた味も違う。玉子好きならお酒をのまなくてもいいから一度頼んでみてほしい。美味い出汁巻玉子はそば屋にありだ。

そば屋ならではの一品としては、そば汁と砂糖を加えて練り上げた味噌に炒った丸抜き(皮を剥いただけの蕎麦の実)を合わせた『そば味噌』や、また葱やかつお節を加えた味噌をしゃもじに塗って焼き目がつくぐらいに炒る『焼き味噌』がある。これらを少しずつ舌の上で転がすように嘗めながら、ちびりちびりと酒をやる。格別だ!

その他、おかめそばの具の蒲鉾を利用した『板わさ』、あられそばにに使う小柱(青柳の貝柱)にわさびをそえた『柱わさび』、蕎麦粉をお湯でといた『そばがき』、海苔をあぶった『焼き海苔』などが代表的なところ。冒頭に書いたとおり手軽に作れるメニューばかりではあるが、そのシンプルさこそが良い酒にぴったりあう。


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