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冷やしメニュー
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麺類店でおなじみの「冷やしメニュー」といえば、「もり」「ざる」「冷麦」「そうめん」などであるが、暑い時期にそば切りやうどんに冷たい汁をかけて食べる「冷やかけ」は、江戸時代からあった。

本来、そば切りは汁につけて食したが、いつの頃からかいちいち汁につける手間を嫌って、直接そばに汁をかけて食べるようになった。『蕎麦全書』という寛延四年(一七五一年)刊行の文献には、江戸の「信濃屋」という店が、人足たちが立ったまま食べられるように冷かけのそばを「ぶっかけ」と称して最初に売り出したとされる。

ところで、汁をつけて食べる「もり」は、この「ぶっかけ」と区別するために生まれた呼び名であり、安永年間(一七七二年以降)に刊行された文献の中に、すでにその名が見えるという。また「ざる」のルーツも江戸時代で、中期の頃に深川にあった「伊勢屋」という店が、そばを四角や丸型の竹ざるに盛って出したのが最初らしい。

一方、そうめんや冷麦のルーツは古く。室町時代には、すでに水につける冷やしそうめんが食されており。この時代の文献には「ひやむぎ」「冷麦」「冷麺」などの言葉が多く見られるという。

最近では、「冷やしきつね」「冷やし玉子そば」「冷やしおかめ」などがあるが、これらは昭和三十年頃に売り出された「冷やしたぬき」が好評だったことからいろいろなバリエーションが生まれた。

●参考文献「そば・うどん百味百題」「そばやのはなし」
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