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小間板(こまいた)
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「小間板」は、「駒板」あるいは「コマ板」とも書き表すが、江戸前のそばや、変わりそばを美しく仕上げるために欠かせない道具である。俗に「そばは八寸、うどん一尺」といわれ、そばは八寸(約二四・二四センチ)ぐらいが食べるときにちょうどよい長さといわれている。そのため、小間板の幅は大きなものでも、約二四・六センチ、小振りのもので、約二四・一センチ程度の長さを持つ。つまり、小間板の幅は、一般的なそば切り包丁の刀幅である約三三センチよりも狭くなっているのである。

小間板の材質は、手でおさえる部分が、桐や杉などでできており、「立ち上がり」と呼ばれる定規の部分は樫木で、薄板の端は削られていて、そばが最後までなめらかに切れるようになっている。

ところで、そばをたたんで切るための包丁は、長さが一尺(約三〇・三センチ)、重さは一キログラムくらいが使いやすいとされている。そば包丁は、刃が片刃で、刃の先端が直角なものがもっとも典型的な形だが、これはたたんだそばに小間板をあてて、同じ角度と幅で切っていくときに垂直に力を入れやすいことと、薄い片刃のほうがそばの角をつぶす心配がないことによる。

並そばの太さについては、江戸時代から「きりべら二三本」といわれ、一寸(三〇・三ミリ)の生地を二三分の一の幅(約一・三ミリ)の寸法に切るのが基準といわれてきたが、これは、江戸のそばでは、細打ちの技術が重視されたことが主な理由といわれる。

●参考文献『そばの基本技術』『蕎麦考』『そば・うどん百味百題』
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